四百年余の歴史を持つ高岡銅器きっての名匠「旭峰」
昭和2年富山県高岡市に生まれる。若くして高岡の銅器販売店にて修行を重ね、みるみるうちに頭角を現す。
銅鋳造一筋に、大型仏像から美術工芸品に至るまで、風趣あふれる名作を数多く制作。
晩年は後継者の育成に尽力し高岡銅器の発展に寄与したが、平成19年に惜しまれつつ逝去。
伝統の手技に新しい息吹を注ぎ込んだ作品の数々は、国内外を問わず高く評価されている。
本作品においても、10cmに満たない小さな造形ながら、縁起物の意匠を繊細優美に施すという独自のこだわりを発揮されています。